期待される役割を演じる

今一度、自分に期待されている役割を再認識して、その時の気分に関わらず、プロフェッショナルとして行動あるのみです。以下は「30代、40代のやり直しビジネススキル」(アマゾン発売中)から引用です。

役者の仕事は、台本通り、あるいは、それ以上に役を演じ切ることです。今の自分の気分がどうであれ、瞬時に期待された役を演じなければいけません。それがプロの役者です。ディズニーランドでミッキーの着ぐるみに入っているキャストが、今日はブルーな気分だからという理由でパーク内をトボトボ歩くでしょうか?

会社内ではどうでしょう。私たちが演じるべきことは何でしょうか。会社や組織など複数の人で仕事をする職場では、「笑顔をみせる」、「時間を守る」、「お辞儀をする」、「あいさつする」、「報告する」などは、役者で言えば、演じられるべき大切な役です。


これは、本人の気分が向く向かないかとか、納得できる、できない、の問題ではありません。それが「仕事」なのです。それが演じるべき役なのです。これら基本的なマナーやエチケット(習慣)は、仕事以外の余分なこと、仕事の結果とは無関係なことではなく、仕事そのものだということをまず認識しておきましょう。

ベストなのは、「仕事だから明るくふるまう」、「仕事だから時間を守る」というような義務感で行うのではなく、「自然に」それらができるようにすることです。でも、自分は自然にはできないと思うのであれば、最初は割り切って「それは仕方がないことだ」と思い、役柄を頑張って演じてみることです。

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