挨拶から始めたキャプテン

なぜ、会社に来て朝挨拶をしなければいけないかについてここでも何回か述べたことがあります。「おはようございます」は、私にとっては仕事です。元気な声で挨拶することによって、職場の雰囲気を少しでも明るくして、会話のチャンスを増やすのです。

自然と習慣で挨拶できる人は、とても羨ましく思いますが、私の場合はそれができません。ですから意識して、仕方なく、息をぐっと飲み込んでから、「おはようございます」と言うようにしています。

よく聞くのは、上司の方々が「社員が挨拶もしない」とか「挨拶をしましょう」というふうに部下たちを注意することがあります。私は注意の仕方に疑問があります。はっきりと言えばいいのです。

「おはようございます」と挨拶するのは君たちの仕事です、と。

会話もないような職場は、創造性が乏しいと言われています。リモートワークも増えましたが、会社の職場の中で同僚と話をすることによって、能率は逆に上がるそうです。会話の中から、インスパイアされていろいろなことに気がついたり、新しいアイデアが生まれたりするからだそうです。 ですから、会話のない静かな職場はあまりよくありません。静かで、おしゃべりのない職場は、まるで学校です。決して、想像的なアイデアは生まれないのです。

ちょうど、Yahoo! JAPANでサッカーのニュースを読んでいたところ、日本代表の遠藤キャプテンの話がありました。とても共感したので掲載しておきます。

遠藤のキャプテンシーではこんなに世代を越えて、メンバーにも控えにもスタッフにも慕われる人もなかなかいないです。若い頃は遠藤も普通のキャプテンと同じように練習に消極的な選手に対して叱咤激励をしていたそうなのですが、今は「それでは若手やチームメイトも良い形でついてきてはくれないと分かりました。最初はなんで真面目に練習に取り組まないのだろうと悩んだ時期もありました。だけどわかったんです。まず自分の行動を見せる。明るく挨拶し雰囲気を作る。その姿を見せてついてきてもらうようにした、と静かなるキャプテン像、背中で語る父親のような振る舞いをするようにしてから若手の雰囲気は劇的に変わったと言っていました。

明日も、元気よく仕事だと思って挨拶しましょう。