◾️いつ本を読むの?「ちょっと」だけ
毎日会社に行って、それなりに仕事をこなし、コロコロ変わる上司の方針に何とかついていき、無茶振りで飛んでくるボールをうまく避けながら毎日が過ぎていきます。会社から携帯電話が支給されるのは、それはそれで便利で良いのですが、TEAMSのチャットやメールは次々に休暇中も襲ってきます。
とにかく自分がまわりに遅れないようにしなければならないと焦りながらも、ビジネス書を探して本を買うものの、本棚に置きっぱなし。上司からもビジネス書は読まなきゃダメだ、と言われますが、そんな気力なんか自宅に戻ったらありません。
こうした会社員時代の私の読書方法は、とにかく毎日「ちょっと」でした。「ちょっと」と言っても、少ない時は数行読んで終わりです。だいたい2〜3ページくらいで約15分くらいです。だからと言って、さっさとは読まないのです。必ず、読書ノートを用意して、要点をノートに記入するようにしていました。毎日の読書ですから、ノートに日付を書くことで、自分が何日間サボったかがひと目でわかります。
これは、英語の勉強法からの応用なのです。英語も毎日勉強をしていました。少しずつ英語のテキストを読んできますが、その日に読んだ内容の中で、実際にビジネス場面ですぐに使えそうな文章やフレーズは日付と共にノートに書くようにしていました。
これと同じ方法で、ノート使うことで読書も継続することができたのです。まず、読んで「なるほど」とか「あ、そうか」と思ったところに線を引きます。数ページ読んだら、自分で線を引いた箇所を読み返しながらノートに書き写すのです。それだけです。書いている間に、自分の経験や他の本で読んだことも思い出すのです。そうしたことも一緒に書き加えます。
◾️ノートは見返すもの
ノートに書くということは、自分の学習の記録を確認できるとともに、その内容を見返すことができるのです。有効に見返す方法として、ノートを見ながら本の内容をポイントでまとめるのです。あたかも社内の誰かにプレゼンテーションするつもりでパワーポイント資料を作っていきます。
チャンスがあれば、社内勉強会などで発表するのです。そうすることで、読書が一連の作業になるのです。
①毎日の読書と日付を入れた読書ノート
②パワーポイントに落としてデジタル化する
③誰かにプレゼンして説明する
うまくいけば、3回も本を読んだことになるのです。そうすれば、内容も当然頭にしっかりと入ります。読書からパワーポイントを作るまでを一つの作業とすることで、自分の気分に左右されて途中で止めることもなく、パワーポイント資料が成果物として残るのです。
ぜひ、こうした「読書ノート」を始めてください。読書が苦痛ではなくなり、日々のルーティンとなって、自分でも気がつかないうちに目の前に成果がたくさん溜まってくるのです。
そして、読んだ内容を、誰かに話してください。「ねね、〇〇って知ってる」といった形で、話を始めることです。3人とか5人に話してしまえば、完全に自分の頭の中に記憶が刷り込まれてしまいます。そうすることで、あなたの言ったその言葉は、自分の言葉になっていくのです。