笑ったふりをしよう、リーダーは辛い

これはどこの職場でも、どの集団でも同じだと思います。リーダーの熱さは組織に伝導します。リーダーが熱い「心」、高い「こころざし」を持つことは組織作りには欠かせません。マネジメントの技術差は、多くても5倍かもしれませんが、情熱はその100倍差がつくとおっしゃる方もいらっしゃいます。

 

新しい会社立ち上げや、組織立ち上げでは、中途社員や他部署から配属された社員からなり、考え方や育ってきた環境もバラバラです。したがって、こうした組織では、ルールやマニュアルも事細かに作らないとうまくいきません。ところが実際は、そのルールでさえもカバーしきれないような不測の事態が、立ち上げ時期で多く発生します。

この時に、スタッフが信頼できるリーダーに相談できる事が大切です。リーダーは孤独ですし、つらいこともあります。私は彼らに、こうアドバイスします。「笑ったふりをしなさい」と。

実際に、表情は感情から出るものだと思っていましたが、ある本を読んだ時に、表情を変えると感情が変わるとありました。実際に鏡の前で笑顔を作ると、不思議と楽しい気分になるのです。ですから、とにかく「笑ったふりをしよう」という言葉は私の好きな言葉なのです。

なぜなら、どんなに辛くても、自然に気持ちが明るくなるからです。

 

 

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