ジム・コリンズの「ビジョナリーカンパニー、自分の意思で偉大になる(Great by Choice)」から引用です。
「良い悪いにかかわらず、運は必ず訪れる。しかし、「最高の運はだれか?」、それは、良き助言者、良きパートナー、良きチームメイト、良きリーダーである。」
幸運とは、目の前にいる人、隣に寄り添ってくれる人との出会いだそうです。確かに、職場での出会いというものは、たまたま赤信号で横断歩道の前で立っている時に、隣で同じように待っている人と同じです。まずは、そこで出会うのですが、信号が変われば、違う方向へお互い進んでいきます。刹那な出会いですが、その瞬間こそが幸運なのかもしれません。
ひとたび出会ったら、まさに仕組まれた運命ととらえ、一時の出会いかもしれませんが、その人に何らかの良い影響を少しでも与えることができれば、それは素晴らしい事だと私は思っています。反対に何かを学ぶことができれば、それも素晴らしいことです。
ジム・コリンズが出しているビジョナリーカンパニーの最後にこういうことが書いてあったことは、少し驚きであり、共感でもありました。やはり、最後は人。”After all, business is people”です。